2013-10-21

中川イサト - 鼻唄とお月さん again 東京



2014年、中川イサトは自身の音楽活動歴45周年を迎える。五つの赤い風船からはじまった彼の活動は、そのグループとの関係を保ちながらもギタリスト、ソロ・アーティストとしてのキャリアを積み重ねてきた。
1975年、神戸で<鼻唄とお月さん>という中川イサトの作品を彼の音楽仲間が集まり演奏するというコンサートが開かれた。音楽を生業としてからまだ6年目だったが、その存在は「支柱」であった。
「あれは、ひとつの分岐点やった」と彼は回想する。なぜなら、音楽とは別のなにかを仕事にするつもりだったから。
<鼻唄とお月さん>は中川イサトを音楽に留めさせた。そして38年を経ても、中川イサトと彼の仲間たちは音楽に留まっている。

2013年9月28、29日に開かれた<鼻唄とお月さん again 大阪>は当時と同じ出演者が会場につめかけた。次は<鼻唄とお月さん again 東京>(11月8、9日)。中川イサトは東京を中心に活動する音楽仲間たちと一緒にこのコンサートを開く。自身も東京を拠点とする、もうひとつのホームでの開催となる。盟友ともいうべき松田ari幸一や中川五郎、城田じゅんじ、ギター仲間のザビエル大村や丸山ももたろう、女性シンガーの青木まりこや四角佳子らという出演者は中川イサトの豊富なキャリアを証明するものでもあるが、好奇心旺盛なこの人の気質の表れでもある。

<鼻唄とお月さん again 東京>は、過去にはない<鼻唄とお月さん>となることは必至といえるだろう。

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