2014-04-30

the Tin Men live at YOKOHAMA Thumbs Up


1st.set
01. Streets of the City
02. How Happy I Am
03. Gospel Ship
04. Jesus Always Gets His Man
05. Lonely Man In This Town
06. He Ain't Got Rhythm
07. Feet's Too Big
08. Werewolf 
09. Haul Off and Love Me
10. Maybeline
11. Doxy
12. Blackbird Specialist
13. What Tano-san Say
14. The Barber of Shibuya

2nd.set
01. Root Hog or Die
02. Sweet and Slow
03. You're Not the Only Oyster in the Stew
04. Palm Court Strut
05. I'm In Love Again
06. Signed, Sealed, Delivered I'm Yours
07. My Generation
08. Immigrant Song
(ENCORES)
09. Sunny Side of the Street
10.The Ballad of Captain Sandy

the Tin Men 4月8日の横浜Thumbs Up でのライヴを完全収録。
ジャグ・バンド、NOLA、フォーク、ロックンロール好きにはたまらないノリのいいライヴ。オリジナル・ナンバーにくわえCarter Family からChuck Berry、the Who、Led Zeppelinらのカヴァー。けっこう楽しめます。






Bob Dylan w/ Jim James,Jeff Tweedy,Colin Linden - movie


会場のどこかにいたかったシリーズ




WILCO ウィルコ Lady's Tシャツ CHERRY 正規品 サイズ レディスM

2014-04-26

小松久 live at Fender Showcase




元ビレッジシンガーズの小松久のライヴをはじめてみた。自身が宅録したリズムやコーラス(オケ)をバックにギターを弾きうたうというスタイル。所々、オケとのバランスが悪かったり、リズムがズレてしまったりしていたことよりも、長年、音楽と向き合い、ギターを弾きつづけてきた人の姿を見ることは、とても穏やかで、幸せな気分にさせてくれる。ましてやそれがビレッジシンガーズの小松久であればなおさらである。こんなカタチで「生」小松久を見れるとは考えてもいなかった。

そもそもこの日のゲスト伊藤銀次からのお誘いがあったので、小松久のライヴを知ったのだ。伊藤銀次もライヴ中に話していたが、最初は「テレビで見ていた小松久だ!」と思ったそうである。それよりもさらに10歳若いわたしなどは最初、小松久の右手しか見ることしかできなかったほどだ。

1st.set
01. Proud Mary
02. Slaughter on 10th Avenue
03. All of Me
04. Blue Suede Shoes
05. Honky Tonkin'
06. Young World w/ 伊藤銀次
07. Hello Mary Lou  w/ 伊藤銀次
08. Poor Side of Town  w/ 伊藤銀次
09. Secret Agent Man  w/ 伊藤銀次
10. the Ballad for Telecaster
11. Route 66

2nd.set
01. I Got a Woman
02. Wichita Lineman
03. ハワイアン・ロックンロール
04. Pipeline
05. Georgia on my Mind
06. Honky Tonk Man  w/ 伊藤銀次
07. Take it Easy  w/ 伊藤銀次
08. All I Have to Do Is Dream  w/ 伊藤銀次
09. Lucille  w/ 伊藤銀次
10. Walk Don't Run '14
11. Honky Tonk Women

小松久と伊藤銀次は互いにJames Burtonのファンであったことから親交が深まったと話していた。James Burton に小松久が会いに行ったときの話しがとてもよかった。彼が初来日したのは1971年で、John Denverのギタリストとしてだったそうだ。
小松久は東京中のホテルに電話をかけて宿泊先をつきとめた。「10軒目ぐらいでわかった」と笑っていた。彼の笑顔はまるで10代のよう。
James Burtonが宿泊していたホテルは彼の部屋に小松久からの電話をつないだ。さらに想像していた声よりもはるかに高い声で「ハロー」とJames Burton が電話に出たのでさらに驚いたらしい。そして小松久はJames Burton に会いに行った。そのときのサインが写真のもの。ギターケースの裏側。JとBの下のところにある黒いシミはギターのネックがずっと当たっていたためについたものだ。40年以上もの軌跡。


このライヴのお誘いを受けたのはBob Dylan 来日公演最終日の直前。わたしが彼のファンになったのは1970年だった。わたしも40年以上も彼を追いかけている(宿泊先のホテルまでは調べなかったけど)。でも、小松久のような笑顔でBob Dylan のステージを観ていただろうか。



小松久のフェンダー テレキャスター奏法入門 [DVD]


カッコ良い!FENDERテレキャスター奏法VOL.2 [DVD]

2014-04-25

金森幸介 - live news in June 2014





ボブ・ディラン30周年記念コンサート [Blu-ray]

③ one of these days in April 2014

Bob Dylan 大阪公演後にこういうイベントが開かれていた。
まぁ、飲み屋さんの客寄せなんだけど、人にいわせれば「便乗商売」と批難する人もいるだろうな。でも、悪くはないと思う。「便乗商売」をする人がたくさん増えれば、そこにかならず人が集まってコミュニティができる。日本国内でも洋楽が、否、それこそ音楽そのものが再燃焼するかもしれない。なにもしないとなにもないままだからね。
Phish のコンサートの後によくmoe.とかがライヴをやっていた。コンサートが終わる時間から、他のライヴがスタートするのだ。「ライヴ漬け」のような感じで、とてもいい。




Bob Dylan: Complete Columbia Albums Collection

② one of these days in April 2014

信号の向こう側にダークブラウンの髪とピンクのバッグパックが見えた。
「フレディーカ! 」 
彼女はわたしを見つけると、自分の顔の前で両手を振った。わたしは小走りで駆け寄り、彼女の小さな肩を抱き寄せ、頬と頬を合わせた。
彼女の目は4月23日の空よりも青い。そして、相変わらず美人だ。

……なんかステキなラブストーリー、みたいですけど、違います。
イタリアからやってきたフレディーカはBob Dylanのライヴをキョーレツに追いかけましている女性。世界中、どこにでも行っている(みたい)。1990年代の後半ぐらいからコンサート会場の近くでその姿を見かけるようになった。
わたしが彼女と話すようになったのは2005年。シカゴのオーディトリアム・シアターで。
大先生はその会場でMerle Haggardをオープニング・アクトに迎えた5夜連続のショウを行った。最終公演だけ、どうしてもチケットを入手することができなくて途方に暮れるわたしにフレディーカがチケットをくれたのだ。2枚持っているから1枚、あげるといってくれた。

彼女はいつもお昼ぐらいから会場の入り口にいて、チケットが余っている人、行けなくなってしまった人たちを待ち受けている。でも決して自分からは声をかけない。そして金品やなにかとトレードしたりもしない。いうなれば(チケットの)「施し」を受けるわけなのだが、施しを受けていることもちゃんと彼女は理解もし感謝を忘れない。イタリアから外国(主にアメリカ)へやってきて、Bob Dylan のコンサートが観れなくても(わたしのように)くよくよしたり、だれかを憎んだり、逆恨みをしたりしない。当然のことだけどね。今回も九州公演だけは観れなかったそうだ。そういいながら泣きマネをした。

わたしが彼女のことをとても好きになったのは、客席で熟睡していた姿を見たからだ。Bob Dylanが登場する直前に入場してきて、演奏がはじまる直前に就寝した。そして、とうとうアンコールが終わるまで目醒めることはなかった。日中からずっとと外気に触れ、たぶんとても疲れていたのだと思う。その寝顔はとても幸せそうだった。





The 30th Anniversary Concert Celebration
Complete Columbia Albums Collection(日本語訳スペ シャルブックレット付)
 

2014-04-24

① one of these days in April 2014

http://v.youku.com/v_show/id_XMzUzNjQ5ODg0.html

奇跡の初来日!
そのステージでの映像が少しだけあったので、ビデオでも残していたと思うのだが……Bob Dylan 大阪公演2日目の早朝に友人がメールで送ってきたURLにも36年前のテレビ番組が投稿されていた。

今、観ると「う〜ん」って感じ。
出演者のほとんどは(当時)30歳前後だし、(現在の)わたしはもう50歳を過ぎているのだから仕方ないけど……こんなこと意味があるのか? 1970年ぐらいならオモシロかったかもしれない。でも撮影されたのは78年だからね。70年代がすっぽりと抜け落ちている。今日と比較して情報量の差があるとはいえ、あまりにも(失礼ながら)マヌケな感じがする。

当時17歳のわたしはどんなふうにこの番組を観ていたのだろう。
おとなたちの話していることには興味はなくて、「菅野ヘッケル」という人は出てくるのだろうか? と探していたことだけは憶えている。

番組中、どこかの女性記者がBob Dylan にたいし「あなたは神ですか?」という質問をしている。生身の人気を目の前にして「そんなバカな」と思う人も少なくないだろう。あの日から36年。彼はそれだけの時間を費やして「神」になったのだ。もっと正確には2001年3月4日から「神」になった。わたし(たち)はその瞬間を目撃した。降臨する瞬間を。その日以降、彼は毎日死に、毎日蘇生している(ようだ)。




Bob Dylan / サイド・トラックス(紙ジャケット仕様)

2014-04-18

Johnny Winter live at 六本木 EX Theatre

01. intro
02. Johnny B Good
03. Good Mornin' Schollgirl
04. Got Mojo Warkin'
05. I Don't Want  No Woman
06. Blackjack
07. Killin' Floor
08. Bony Maroni
09. JJ Flash
10. Don't Take Advantage
11. All Over Now
encores
12. Dust My Broom
13. Highway 61

Bob Dylan 名古屋公演も、九州公演も行けないので、週末はJohnny Winter でも……というのは失礼なハナシ。それにしても70歳を迎えるJohnny Winter はとても高齢に見えてしまうのは、彼よりも3歳年上のBob Dylan が来日中だからだろうか。今回のBob Dylan来日公演は彼自身のヴォーカルに比重をおき、バンド・サウンド(の音量)を控えめにし、歌詞の発音も、近年には珍しくクリアで、よりその歌を引き立たせるようにしていた。他方、Johnny Winterのほうはほとんど何をうたっているのかもわからない。どちらがいい、悪いというのではないが、元気過ぎる同年代がいるというのは困り果てたものだ。比較の対象になってしまう。
しかしながらJohnny Winter Band のドラムはキツいなぁ。パワフルなのは好き嫌いがあるかもしれないが、ハシリ過ぎ。スツールに腰掛けて演奏するメインアクトの後方で、あれだけキョーレツなドラミングだとJohnny Winter自身は押されている感じになるのではないだろうか? それとも彼の好みなのだろうか?


トゥルー・トゥ・ブルース~ジョニー・ウィンターのすべて
disc one 01. Bad Luck And Trouble / 02. Mean Town Blues / 03. Mike Bloomfield's Introduction Of Johnny Winter (Live) / 04. It's My Own Fault (Live) / 05. I'm Yours And I m Hers / 06. Mean Mistreater / 07. Dallas / 08. Be Careful With A Fool / 09. Leland Mississippi Blues / 10. Memory Pain / 11. Highway 61 Revisited / 12. Miss Ann / 13. Hustled Down In Texas / 14. Black Cat Bone (Live) / 15. Johnny B. Goode (Live)
disc two  01. Eyesight To The Blind (Live) / 02. Johnny Winter's Intro / 03. Prodigal Son (Live) / 04. Mean Mistreater (Live) / 05. Rock And Roll Hoochie Koo / 06. Guess I'll Go Away / 07. On The Limb / 08. It's My Own Fault (Live) / 09. Jumpin' Jack Flash (Live) / 10. Good Morning Little School Girl (Live) / 11. Mean Town Blues (Live)
disc three 01. Still Alive And Well / 02. Rock Me Baby / 03. Rock & Roll / 04. Rollin' 'Cross The Country / 05. Hurtin' So Bad / 06. Bad Luck Situation / 07. Self Destructive Blues / 08. Sweet Papa John / 09. Rock & Roll People / 10. Harlem Shuffle (Live) / 11. Bony Moronie (Live) / 12. Roll With Me (Live) / 13. Tired Of Tryin' / 14. TV Mama / 15. Walkin' Thru The Park / 16. I Done Got Over It (Live)
disc four 01. One Step At A Time / 02. Honest I Do / 03. Nickel Blues / 04. Talk Is Cheap / 05. Wolf In Sheep's Clothing / 06. Bon Ton Roulet / 07. Don t Take Advantage Of Me / 08. Master Mechanic / 09. Mojo Boogie / 10. Stranger Blues (Live) / 11. Illustrated Man / 12. Hard Way / 13. Highway 61 Revisited (Live) / 14. Maybelline (featuring Vince Gill) / 15. Dust My Broom (featuring Derek Trucks)

2014-04-04

評論家入門 - book


小谷野敦著「評論家入門 ~ 清貧でもいいから物書きになりたい人へ ~」(平凡社新書刊 2004)読了。

特に評論家になりたいわけでもなく、「清貧もいい」なんて考えたこともないが、文芸批評と(柄谷行人について述べた)〈なぜ「恋愛」を避けるのか〉がオモシロそうだったので選んだ。
わたしはライヴ・コンサートにおける(商業的な?)音楽には「評論」というものは存在しないと考えている。「ライヴ・リポート」というものはあったとしても。なぜならそれは(複製品のように)万人が検証し、過去との考察も必要とする。わたしがライヴ・レコーディング専門レーベルを立ち上げたのは、それらのことも影響している。そのことについて書くときわたしは自分自身のことを「記者」(ジャーナリスト)だといい、複製品(ビニールやCDなど)について書くときは「音楽評論家」だという。

小谷野は(文芸)評論家になりたければ時間を惜しんでい「読め」と多読をすすめている。それにしても書籍を1冊読み終えるのに、小説などは別として、わたしの場合は(300ページほどのもので)4、5日を要する。年間50~60冊ほど。そのことと比較し、ライヴ・コンサートはその約2~3倍は観ることができる。映画評論となればさらにその倍は鑑賞可能だろう。優劣をつけるつもりはないが、文芸評論家はたいへんだなぁ。わたしはいつも速読の技術を身につけたいと考えているが、書籍代がままならないとも思ってしまう。それにしても、すべての芸術評論に共通するのは体験は質より量。ゆえに貧困へと陥ってしまう。それを「清貧」とはだれも呼んではくれない。