どうしてパイプオルガン(それにハーモニカはもう飽きた)にアコーディオン!? といいつつ、このふたりがステージに立っているところを観るのが夢だった!!
ニルス・ロフグレンとニール・ヤング。
彼らのソロ・パフォーマンスは、ニルスがわたしが観たフィッシュの半分ぐらい、ニールがわたしが観たフィッシュの2倍以上は観ているけど、このふたりが一緒になることはなかった。それが今年のブリッジスクールコンサートで実現した。
「ボブ・ディランとデッド」「ボブ・ディランとニール」「クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング」の次ぐらいに感動的。もう、ずっとウルウル……。
本当はこの写真のときはよけいなガキどものバンドがいてジャマだったけど、この前にあったニルスのソロ・ステージでは、彼がニールのアップライトで「サ ザンマン」のイントロを弾いた。「トパンガにあったニールの家で……」って前置きして。レコードと同じ音だったからねぇ。このピアノはいろんなミュージ シャンが弾いているのを聴いているけど、ニルスほどいい音を出す人は今までにいなかった。で、ニルスはピアノを弾きながら「ビリーヴ」をうたい、その後ろ でニールがハーモニカを吹いた。
なんという美しい光景!
ニルスがギターのヘッドにスカーフをつけたのも久しぶりだった。
写真は「マザーアース」のときのものだけど、この前に「オンリー・ラヴ・キャン・ブレイク・ユア・ハート」
を演奏して、その直前にニールがニルスに「お前、この曲、レコーディングしているから(ピアノで)やれるだろう」といった。ニルスも負けじと「じゃぁ、オリジナル・キーで」と返した。もうサイコーの瞬間!
最近はお山の大将だからねぇ、ニールは。こういうツッコミされないと、どんどん裸の王様みたいになっていく。ニルスもあんなしょうむないバンドに縛られな
いでこっちの「大将」も助けてあげてよねぇ。