2016-04-06

安田南 / Some Feeling

 安田南 / Some Feeling

2016年1月に再発売され、すぐに完売。2月、3月と廃盤状態だった本作がやっと入手可能になった。この機会を逃せば、次はいつになることやら……国内盤最後の名作!

70年代FM東京の名番組、片岡義男とDJを務めていた「気まぐれ飛行船」での大人の会話を覚えている人も多いでしょう。ジャンル不詳ながらとにかくかっこいいお姐さん、という存在でした。そんな彼女が残したジャズ・ボーカル・アルバム。

日本の音楽史的には矢野顕子「Japanese Girl」、吉田美奈子「フラッパー」、荒井由実「ミスリム」などと並ぶ名盤として知られています。音楽とは、上手さではなく、つまるところアイデンティティーであることを再認識させられ、さらに型に収まらないスケールの大きさというか時代の空気を反映した繊細さのようなものがイメージされる真におしゃれなアルバムなのです。

解説 : 松永良平
写真 : 中平卓馬
オリジナルリリース : フラスコ(1977年作品)

1. サム・フィーリング
2. 旅は道づれ
3. NO SO BAD
4. 壁のうた
5. いってしまったあんた
6. 舟歌
7. 舟のうた
8. 不満な女
9. OH MY LIDIA
10. 朝の遊園地


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