2016-05-31

吉村瞳 new DVD / as the years go passin' by



DVD - as the years go passin' by

吉村瞳 ギター、ラップスティール、ボトルネック・ギター and ヴォーカル
小笠原友子 パーカッション and ヴォーカル

[track listing]
color of mother
fire in the wolfi'm dreamin' still - open airin your loveas the years go passin' byblue bird - open airi'm dreamin' stilla last piece of my heartin your love - open airblue birdlean on me

2016-05-29

2010年に他界した藤村直樹 ラスト・アルバム2作品

2010年に他界した藤村直樹関連2作品同時発売!
disc one
01. プロローグ 君こそは友 / 藤村直樹と仲間たち 
02. 挨拶 / 藤村直樹
03. 俺の住む町 / 勝木てつよし
04. 人生につまずいて / ひがしのひとし 藤村直樹
05. 黄昏~東通り / おくむらひでまろ
06. 唇離さずに / 中村よお
07. 単純な生涯 / 桝井耕一郎
08. 男らしいってわかるかい / 永井よう
09. あの日ボクらは / いとうたかお
10. うろこ雲の絵 / 長野たかし
11. コップ半分の酒 / 森川あやこ
12. 別れの歌 / 坂庭寛悟
13. 18歳 / 中島光一
14. 千羽鶴 / 野田淳子
15. Party is over / バラーズ 
disc two
01. トカトントン / 古川豪
02. 砂とシャベルの日々 / 和歌山フォーク村
03. ミスター・ボージャングル / 中川五郎
04. Old Country Church / 下野松美
05. 裸の町 / 中山ラビ
06. ここ / 小室等 こむろゆい
07. 町工場のブルース / 藤村直樹
08. 君こそは友 / 藤村直樹
09. マイ・ランブリング・ボーイ / 高石ともや
10. 悲しきディスクジョッキー / 藤村直樹 高石ともや
11. ダッチマン / 高石ともや

藤村直樹と仲間たち / 君こそは友
disc one
1. 開会のことば / 北村謙
2. Amazing Grace / 福中いづみ
3. 藤村直樹ヒストリー / 勝木てつよし
4. 献杯 / 中川五郎
5. 聞いてください / 和歌山フォーク村 
6. 想い溢れて / バラーズ
7. みかんの花咲く丘 / 北村謙 木崎豊
8. 黄昏~東通り / おくむらひでまろ
9. その際に立ち / いとうたかお
10. What a Wonderful World / 佐久間順平
11. 過ぎ去りし日々 / 桝井耕一郎
12. 老人は国会突入を目指す / 長野たかし
13. ラグパパス・メドレー 君こそは友~モービルライン~夕暮れのバイパス~おやすみ藤村君 / ラグパパス ジャグバンド
14. ホーボーの子守唄 / 古川豪
disc two
1. 藤村直樹の思い出 / 大塚まさじ、北村謙
2. 男らしいってわかるかい / ディランⅡ(大塚まさじ 永井よう)
3 . プカプカ / ディランⅡ(大塚まさじ 永井よう)
4 . ビッグ スカイ / 中川五郎
5 . ハンク ウイリアムスを聴きながら / 豊田勇造
6 . COTTON FIELDS / 下野松美
7. HE’LL HAVE TO GO 浮気はやめなよ / 下野松美 
8. 故郷へ帰りたい / 大塚孝彦
9. プレイボーイ プレイガール / 高石ともや フォークキャンパース
10. 十字架に帰ろう / 高石ともや
11. アメリア エア ハート / 高石ともや
12. お礼のことば / 藤村美幸
13. エピローグ 君こそは友 / 藤村直樹の仲間たち
14. 閉会のことば / 中川五郎

2016-05-20

オクノ修 − ホジキンソンさんの言うことには

オクノ修 の13年ぶりの新作『ホジキンソンさんの言うことには』

1. ホジキンソンさん
3. 靴みがきの空 ──Shoeshine Boy 新宿 '69
4. 私には
5. 去年の夏
6. ダブリンから
7. あふれるもの
8. われわれ
9. フラリフラフラ
10. 思い出すあの頃は
11. ハモニカにあわせて
参加ミュージシャン:船戸博史 コントラバス
めめ スティールパン
吉田省念 チェロ

2. さよならハッピネス



        

2016-05-06

男らしいってわかるかい



「コレ、だれ?」
いとうたかおがそう聞いたので「たぶんソロモン・バークだと思う」と答えた。
ライヴ後、得三店内で流れていた。
「ソロモン・バーグを観たとき、めちゃくちゃ泣いてん」と金森幸介が話しはじめた。
人は圧倒的な力をみせつけられたとき、うなだれるしかなかったとき、その相手を師と認める……という内田樹の文章を思いだした。
わたしはソロモン・バークを聞きながら、なぜかマール・ハガードのことを考えた。
ソウル・シンガーとカントリー・ミュージシャン。
彼らのリスナーが重なることはかなり少ないだろう。でもそのとき、わたしはふたりの音楽が似ていると思った。たぶん、とても「男っぽい」。
ガイ・クラークも男っぽい、無口な人だった。
彼の腰骨から腿にかけての太さ、強靭さは男っぽさの欠片もないわたしの想像を超えていた。あ、そういえばビル・グラハムも。
モハメド・アリはどういう人だったんだろう。
ビートとベビー・ブーマーに挟まれた世代、ベビー・ブーマー以前はみんな「男っぽい」印象があったのかもしれない。
ふ〜ん、マンダム……か?
ウチのオバちゃんは「美術界も同じ」といっていたので、文学のほうもそんな気になってきた。
金森幸介が「ロクなおとなしかいなかった」とうたうのは、こういう世代への反発か? 憧れか? ひ弱な肉体しか持たないボブ・ディランは完全に後者だろうなぁ。
次々と他界してしまう人たちと同世代のボブ・ディランは今、どんな気持ちだろう?
わたしは、もうすぐわたしにとっての「ロクなおとな」ばかりの世界になってしまうことに不安を感じているけど。